GMKtec NucBox G9:ありそうでなかった、NAS兼用ミニPC
CPU | Intel N150 |
メモリ | 12GB DDR5 |
ストレージ | 512GB/1TB/2TB SSD |
GPU | Intel Graphics 1000MHz (内蔵GPU) |
大きさ | 146.5×100×39mm |
重さ | 403g |
価格 | 4万円 |
業界初の4ベイNAS搭載ミニPC、データ管理がこれ一台で完結
Intel N150を搭載した、NAS兼用ミニPCが誕生!文書作成やweb閲覧のライトユースから、拡張可能な大容量ストレージを兼ねた、尖った製品です。
N150はN100の上位版といった位置づけのCPUで、軽作業から動画視聴まで、基本的な動作は快適に動作します。それでいで、SSDスロットを4つも搭載していて、家庭や業務用のNASとして使用できるアイテムです。
NucBox G9の概要
GMKtec NucBox G9は、業界初の4ベイNAS搭載ミニPCです。最大16TBのストレージに対応し、データ管理が簡単に行えます。専用のNASを用意せずとも、家庭やオフィスでスムーズにデータ共有が可能。
CPUには「Intel Core-N150」を採用し、従来のN100の2倍の性能を発揮。Windows 11 ProとUbuntuのデュアルOSに対応し、用途に応じた使い分けができます。
コンパクトながら、Wi-Fi6・2.5G LAN・3画面4K出力に対応し、USB 3.2×3など豊富な端子を搭載。小型PCながら高機能で、データ管理もPC作業もこなせる一台です。
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スペック
項目 | 内容 |
---|---|
OS | Windows 11 Pro Ubuntu |
CPU | Intel N150 |
グラフィック | Intel Graphics 1000MHz |
メモリ | 12GB DDR5 |
ストレージ | 512GB / 1TB / 2TB SSD |
ストレージ拡張 | PCIe 3.0 M.2 2280 ×4スロット(Max 16TB) |
前面ポート | 電源ボタン ×1 |
背面ポート | USB Type-C ×1 HDMI ×2 LANポート(2.5G) ×2 3.5mmイヤホンジャック ×1 DCジャック ×1 |
側面ポート | USB3.2 ×3 |
ネットワーク | Wifi 6 Bluetooth 5.2 |
大きさ | 146.5×100×39mm |
重さ | 403g |
GMKtecとは:どこの国のブランド
GMKtecは中国のブランドです。
ブランド名 | GMKtec |
会社名 | 深圳市极摩客科技有限公司 Shenzhen Jimoke Technology Co., Ltd. |
設立 | 2019年 |
住所 | 5th Floor, Building 9, Yifenghua Innovation Industrial Park, Xinshi Community, Dalang Street, Longhua District, Shenzhen, Guangdong Province, China |
公式HP | https://www.gmktec.com/ |
設立は2019年と比較的歴史は浅いものの、これまで100種類以上・200万台以上のミニPCを販売しており、信頼性の高いブランドです。本社はテクノロジーの都市として有名な中国・深センにあります。GMKtecは自社工場でミニPを製造販売しているようです。
これまでいくつかGMKtecのミニPCを扱ってきましたが、いずれもWindowsライセンスはOEMであり問題ありませんでした。ミニPCの中でも信頼性は高いブランドと言えるでしょう。
外観・インターフェース
いつも通り、コンパクトなグレーの外箱です。Nucboxのロゴが入ったのは今年からでしょうか。
開封すると早速本体が見えます。天面はブラックです。電源ボタンはいつものGMKtecカラーですね。
内容物は本体・電源アダプター・HDMIケーブル・VESAマウント用のブラケット・説明書です。
説明書は日本語対応です。内容は最低限といった形。
本体の重さは実測で403g、電源アダプターの重さは280gでした。GMKtecの製品の中ではかなりコンパクトなACアダプターという印象です。
本体の天板にはGMKtecロゴがあります。天板の材質はプラスチックで高級感があるとは言えません。上面のスリットは吸気を兼ねているようです。
本体サイズは146.5×100×39mm、重さは403gと、片手で持てるほどコンパクト。本体は金属製(おそらくアルミニウム)で質感もよく、排熱性も高そうです。動作中は筐体が結構熱くなります。
全面は電源ボタンだけのシンプルなデザインです。
背面にはUSB Type-C×1、HDMI×2、LANポート×2、イヤホンジャック、電源用端子があります。HDMIとType-Cが合計3ポートあるため、トリプルディスプレイ環境の構築も可能です。Oculinkは非搭載です。
右側面にはUSB3.2×3が並んでいます。アクセスしやすいですね。
左側面は排熱用ホールのみです。
裏面はVESAマウント用のブラケットを取り付けるネジ穴があります。
裏面4隅のねじを外すと簡単にSSDスロットにアクセスできます。増設も非常に簡単にできますね。もちろん、ケーブルなどはありませんので、そのまま開けてOKです。
今回は512GB版を提供していただきました。SSDには「TWSC 512GB (型番:TSC3AN512-F8T40S)」が1枚搭載されています。
裏面の筐体を開けると基板にアクセスできます。特に拡張スロットは確認できません。CPUやRAMなどは基板の裏面にあるのでしょう。
ベンチマーク
Cinebench
Cinebench(R23)はシングルコア:672と低めですが、一般的な事務作業やウェブブラウジングは可能です。マルチスコアはやはり悪く、1683と低い部類。マルチスレッドを活かす作業(動画編集や3Dレンダリング)は厳しいでしょう。
Geekbench 6
Geekbench 6では、CPUについて、シングルコア:960、マルチコア:2536と、やはりエントリークラスのCPUといったところ。軽作業やNAS用途には十分な性能です。
CrystalDiskMark
GMKtec NucBox G9には「TWSC製のSSD」が使用されています。深センの会社のようで、SSDの中では格安の部類です。CrystalDiskMarkの結果では
- 読み込み速度(シーケンシャル):1776 MB/s
- 書き込み速度(シーケンシャル):1706 MB/s
- 読み込み速度(ランダム):278 MB/s
- 読み込み速度(ランダム):216 MB/s
と「一般的な用途には十分な速度」でしょう。
まとめ
GMKtec NucBox G9はIntel N150を搭載しており、一般的な事務作業やウェブブラウジングが可能なミニPCです。N150はエントリーモデルであり、「ゲームなどの3Dグラフィック用途」には向きません。
一番の特徴は、4つのSSDスロットを搭載しており、最大16TBのストレージに対応している点です。ミニPCでありながら、データ管理が簡単に行えます。専用のNASを用意せずとも、家庭やオフィスでスムーズにデータ共有が可能です。
「家族が手軽に使えるNAS兼用ミニPC」という、ミニPCの価値を広げた、尖った製品です!